生活保護のケースワーカーがやってきた

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社会の最下層まで落っこちた

※noteにUPした過去記事です。

ついさっき区役所から生活保護の地区担当のケースワーカーが僕のアパートを訪問してきました。後半は僕が映画館で働いていた時の業界人しか知らない話を少し。

滞在時間は20分〜30分くらいだったと思う。

どんなことを聞かれるのかと不安だったけど、以前、区役所の窓口で聞かれた事の確認と現在の生活状況、過去の職歴、家族について簡単に尋ねられました。アンケートのような感じだった。最後に部屋の間取りをこれまた簡単にメモして帰って行かれました。

地区担当の男性は恐らく20代〜30代くらい。若く見えた。

「おはようございます。今日はよろしくお願いします。長居はしませんので」

と彼。

部屋に招き入れてグリーンのソファに彼を案内した。

到着するなりすぐにショルダーバッグから書類を取り出して僕に質問を始めた。

最初は区役所で聞かれたことの確認。

現在の所持金はいくらか?家賃はいくらか?現在病気はあるか?等々。

その後は、これまでの生活履歴という題目で職歴を聞かれたので、これからの嫌嫌行うことになるであろう就活の為に書き置いておいた履歴書をデスクからもぞもぞと出して、職歴欄を見ながらこれまでやってきた仕事を読み上げていった。

映画館のスタッフ→水産加工会社→建築メーカーの営業マン→自動車メーカー→今ニート

まぁこんな感じである。

間にちょいちょいフリーター期や無職期が入るので本当に薄っぺらい経歴だと自分でも思う。

持っている資格は運転免許証、ワードとエクセルの3級、フォークリフトと玉掛けの資格ぐらいだ。

ほとんど役に立っていない。

その後は家族との交流状況を尋ねられた。仲が悪くないか?連絡を定期的にとっているか?そんなもんだった。踏み込んだ質問は特になかった。

そして最後に彼は部屋の見取り図を書いて、

「所に戻って申請をして、なるべく早くお金を受け取れるように手続きします。その前に医療カードが必要な場合は取りに来てください」

と事務的に言って帰って行った。

ちなみに生活保護を受けると保険証は返還するので保険証がない状態になる。かわりに医療カードなるものを発行されるので、今後来院する際はその紙を受付に提示して病院の治療を受ける事になる。

 

 

楽しかった映画館での仕事

 

オマケに映画館で働いていた時代の話を少し。

ぼくは大学へは進学せず、映画館のスタッフとして働き始めた。映写スタッフを担当していた。

文字通り映画を写す仕事だった。フィルムを掃除した映写機にセットして無事に上映する為の仕事

映写機の投影レンズにはフィルムのカスが溜まる。そのカスをアルコールを含ませたコットンで綺麗に払拭し、ブロアーでカスを取り除く、その後巨大な編集済みフィルムをセットする。

このセットが間違っていたり、レンズにゴミがある状態で上映してしまうとフィルムが途中で切れたり、ゴミが上映中画面に映り込んだりしていて、映画をよく映画館で観るお客さんなんかはすぐに気づいてクレームの対象になったりする。

それだけならまだマシで、最悪なのはフィルムが切れて映画が中断されてしまうケースだ。こうなると大事故だ。いや、大損害だ。

上映が中断されてしまうと当然映画は中断される。すぐに映写スタッフはベテランの人間がフィルムを予備のフィルムと交換する準備に入るのだが、予備フィルムは次の上映の為の物だ。その会場で再上映は再開できるものではないので上映は中断、即払い戻しが発生する(僕が勤めていた当時はこういうシステムだった。今は違うかもしれないね)

さぁ、一大事と、総支配人や責任者各位がお客さん全員に頭を下げながら返金処理と退場を誘導する。

この上映中断の現場にお客さんとして遭遇した人は少数派かもしれないけれど、現にこういう事故はあったりする。僕が勤めていた一年間でもアルバイトのスタッフが3回くらいやらかしてた。

映画館にとってもチケット代返金というマイナスが発生するし、お客さんの信頼も失ってしまう。

何より映画館というエンターテイメント的な場所での事故なのだから雰囲気ぶち壊しだ。これはこの手の商売で一番やってはいけない事なのだ。

現在のように、タブレットやPCで映画を観るみたいな層も多くない時代で、映画は映画館かTSUTAYAのようなレンタルビデオ店で。という時代だった。

わざわざ映画館に足を運んで観られる方というのは根っからの映画ファンか、映画館が大好きで長年通っている方、1人であるいはデートで、みたいなパターンがほとんどだと思う。

カップルで観に来ていた人達はその後の会話が弾まなかったかもしれないし、大げさかもしれないけれど、人によっては人生に多少影響が出たかもしれない出来事になるだろう。働いて怖かったのはそういう部分だった。

勤めていて良かった点と言えば公開前の新作を試写会でタダで一般の方より1ヶ月くらい早く観ることができたことだ。社員特典のようなものだろう。

観たら必ず簡単な感想を書かなければいけなかったけど、タダで新作をガラガラの映画館で、映画館のサラウンドでチェックできるのは映画館で働いている者ができる体験だったと思う。

今日はお昼ご飯の時間なのでここら辺で。また色々書いていきたいと思います。最後まで読んで下さった方ありがとうございます。

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